ピボットテーブルを見栄え良くする方がかんたんかな?
先週から少しづつ作成している、弥生会計の仕訳日記帳から自動的に資金繰り表を作成するエクセルシート。今日は資金繰り表のそれぞれの項目の明細をドリルダウンして確認することを考えてみました。ドリルダウンしたデータのイメージは、以下のピボットテーブルのように「収支項目ごと」、「勘定科目ごと」、「摘要ごと」に明細を見ることができるようにすることなのですが、ある意味このピボットテーブルが完成形なのですよね・・・...
View Articleどんな機能があれば便利かな?
先週から作成していた、弥生会計の仕訳日記帳から自動的に資金繰り表を作成するエクセルファイルですが、とりあえず基本的な機能は動くようになりました。簡単な設定で、仕訳日記帳から月次の資金繰り表とそれを帳簿の摘要別に分解した表を自動生成する仕組みになっています。また日次取引まで分解できるピボットテーブルも自動で作成します。資金繰りと言えば、先週末にお世話になっている税理士さんとお話している際に、「運転資金...
View Article決算書はあかんのかい!?
国税庁のホームページで「e-Taxにおける今後の利便性向上施策について」ということで、来年の4月から別送書類などをpdfファイルで送ることができるようになる旨のお知らせが出ていました。e-Taxにおける今後の利便性向上施策について|e-Taxwww.e-tax.nta.go.jpやっとこれで法人の確定申告の別送書類もなくなると思ったのもつかの間、決算書は対象外なのですよね、とほほ・・・。まあ先方の手...
View Article資金繰り表のグラフをつけてみました
前々回の日記で書いていたエクセルの資金繰り表自動作成シートですが、出力帳票にグラフも欲しいというご意見を頂いたので、つけてみました。とりあえず総合収入・総合支出と資金残高の相関が分かるグラフと、経常収支と借入金返済のバランスが分かるグラフを入れてみました。これで資金増減の傾向とその原因を把握するきっかけとなる資料になるような気がしますが、他にどんなものがあればいいでしょうか?※このエクセルファイルは...
View Article国税通則法、しっかり勉強しないと!
6月より一年間、近畿青年税理士連盟大阪支部という団体の支部長をさせていただくことになったのですが、その活動の一環で7月より国税通則法の勉強会をすることになりました。最初は質問検査権の概要を知るということで、東京国税局の「税務調査の法律的知識」というテキストを使って勉強することに。このテキストでは、税務調査にはどんな種類があるのかということに始まって、以下の様な質問検査権の疑問について、税務署側の視点...
View Articleエクセルで姓名を区分するには?
前任者が作ったエクセルの名簿などで、姓と名の区分が適当なものをきちんと区分しなければならない場合に、どうやれば簡単か試してみました。例えば以下の左端のような名簿の場合・・・。姓と名の空白があったりなかったり、また空白が1つだったり2つだったりまちまちで、さらに前後にも空白がある場合ですが、1、まずは「姓・名の間に空白一つ」に統一するために、Trim関数を使います。=TRIM(A4)Trim関数は、文...
View Article納税者権利憲章の研修
9月16日に立命館大学法学部の望月教授による納税者権利憲章の研修を受けるので、少し予習をしてみました。研修ではアメリカをはじめとする先進国の最新の状況などを教えていただく予定ですが、望月先生がOECDのモデル憲章を紹介された「納税者権利憲章の国際的展開」という論文をウェブ上で読むことができるので、どんなことが国際的に標準の考え方になっているのかが解説されています。納税者権利憲章、英語では「Taxpa...
View Article摘要から勘定科目を類推させることはできるのか?
お世話になっている税理士さんから「エクセルで、摘要から勘定科目を類推させることってできる?」と聞かれることがありました。要は摘要に「接待」という言葉が入っていれば「交際費」。「タクシー、バス、電車」という言葉が入っていたら「旅費交通費」。「打ち合わせ」という言葉が入っていたら「会議費」というように、摘要の一部の言葉から勘定科目を引っ張りたいというご希望です。顧問先が自分で作っているエクセルの現金出納...
View Article思っていたより使えるかも
前回の日記で作ってみた、摘要の言葉から勘定科目を推定するマクロですが、実際に使えるか試してみました。以前より私の事務所のHPで公開している、通帳データを弥生会計の仕訳日記帳にコンバートするエクセルファイルをベースに組み込んで、一般的なエクセルの出納帳を弥生会計の仕訳日記帳にコンバートするイメージでテストファイルを作成してみました。まずは摘要に含まれる言葉に対応する勘定科目を、テーブルに登録します。そ...
View Articleダウンロード販売、始めてみました
前回の日記でも書いた、エクセルファイル「勘定科目類推機能付出納帳→弥生仕訳帳変換シート」。一応完成したので、名古屋の小林先生が作成されているマニュアルを真似て、マニュアルを作ってみました。半分は自分の業務用、半分は趣味で作って事務所のホームページで公開している経理向けのエクセルシートですが、ときどき「対価を払うので、エクセルファイルを個別にカスタマイズしてほしい」といったご依頼を受けることがあります...
View Article外注費か給与の判断はやっぱり難しい
先週末、所属する若手税理士の団体の勉強会に出席してきました。テーマは税理士には永遠のテーマとも言える、「給与と外注費の区分について」。小さな会社から大きな会社までこの問題はしばしば関わってくるので、参加者の発言もどんどん飛び出して楽しい勉強会でした。この議論の中で出てきた資料のうち、面白いなと思ったのが以下の鹿児島地裁の判例です。国税庁HP「消費税及び地方消費税の更正請求に対してその請求をすべき理由...
View ArticleScreenUpdatingを切ると、格段に早くなりますね
私の事務所のHPで公開している、「給与・賞与・年末調整自動計算シート(H27年以降版)」ですが、年末調整の計算方法が平成26年のままになっていたので、この度修正いたしましたm(_...
View Article弁護士さんの視点はまた違うのですよね
私の所属する近畿青年税理士連盟大阪支部で、10月は新進気鋭の弁護士さんに遺産分割協議書の作成ポイントについての研修を行ってもらう事になりました。税理士の場合、税負担の軽減を最優先して遺産分割案を考えがちですが、今回の研修では弁護士の立場から見た遺産分割の手続きのポイントや税理士がはまりがちな落とし穴などを解説していただく予定です。弁護士さんと話をしていてよく感じるのは、税理士とはやっぱり視点や考え方...
View ArticleレシートOCRはどこまで使えるのか?
11月に名古屋でのExcelを使った業務効率化勉強会にお誘いいただいたので、できれば一つぐらいネタを持っていければと、うんうん悩みながら検討中。テーマは業務の効率化なので、会計事務所の単純作業の一つであるレシートの会計ソフトへの入力効率化ができないか考えてみました。用意するのはScansnapと「ReceReco」というスマホアプリです。「ReceReco」とScansnapは連携機能があるので、ボ...
View Article12刷になりました!
私の本CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告作者:小林敬幸出版社/メーカー:あさ出版発売日: 2009/10/16メディア:単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 119回この商品を含むブログ (20件)...
View Article意外に評価いただけるものなんですね
私の事務所のHPで公開しているエクセルファイルのうち、2つを先月から実験的にダウンロード販売を始めて一か月。kobarin.hatenablog.comどんな感じなのか実績を確認してみました。ふたを開けてみると20人の方にダウンロードしていただいたようで、意外な結果にちょっとびっくり。ダウンロードいただいた方には、本当に感謝ですm(_...
View Article専門家のプライドって・・・
私の所属する近畿青年税理士連盟大阪支部の研修として、OB税理士さんが起した脱税事件の中間報告を行っていただくことになりました。この事件については近畿青年税理士連盟大阪支部の会員さんが継続して裁判を傍聴して、随時会員に向けてその内容を報告してくださるのが毎回楽しみなのですが、レポートを拝見していると脱税ほう助や自己脱税てんこ盛りで色々な人が絡んで行われている一方、その手法は売上除外と架空経費と人脈を使...
View Article耐用年数が間違っていたら、未償却残高を増やしていいのか?
私の所属する近畿青年税理士連盟大阪支部で月に一度、実務で悩んだり考えさせられたりするケースを持ち寄って会員同士でワイワイと討論する会を開催しているのですが、次回は私がネタを一つ持って行くこととなりました。何を持って行こうかなとふと思いついたのが、所得税の減価償却費について、税務調査などで耐用年数誤りが判明して減価償却費を訂正した場合に、未償却残高も正しい耐用年数に基づいて一から計算することは問題ない...
View Article税務調査の研修に行く意義
私の所属する近畿青年税理士連盟大阪支部で、12月に税務調査をテーマとした研修を開催することとなりました。今回の講師の清家さんが著された次の税務調査の本。「『税務調査を楽しもう』ぐらいの気持ちで調査に臨もう」という前書きから始まって税務調査の法律的な位置づけや具体的な対応方法、調査官はどういう気持ちで税務調査に臨んでいるのかがわかりやすく解説されていて非常にためになったので、今回の研修は非常に楽しみで...
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