11月に名古屋でのExcelを使った業務効率化勉強会にお誘いいただいたので、できれば一つぐらいネタを持っていければと、うんうん悩みながら検討中。
テーマは業務の効率化なので、会計事務所の単純作業の一つであるレシートの会計ソフトへの入力効率化ができないか考えてみました。
用意するのはScansnapと
「ReceReco」というスマホアプリです。
「ReceReco」とScansnapは連携機能があるので、ボタン一つでレシートをスキャン、OCRしてデータに変換してくれます。
さあそれではこのデータ変換、実際どこまで実務に使えそうでしょうか?
材料は次の6枚のレシート。
これをScansnapに差し込んで、ボタンを押します。
スキャンはレシート一枚あたり1秒弱程度で、OCRの時間も6枚では数秒で終わるので、手入力と比べても遜色ないレベルですね。
それではOCRの結果はどんな感じでしょう?
店名は電話番号から引っ張ってくるので、電話番号があるレシートだと正確ですが、それ以外は空欄になってしまいますね。
金額も概ね合ってますが、ちょっと違う部分があります。品名は大分怪しげな感じです・・・。
またレシートの品名一件ごとになっているので、基本合計だけ入力すれば事足りる会計処理の場合は、そのままでは使えないですね。次のピボットテーブルのように、日付と店名ごとに集計すると何とかなるでしょうか?
Excelのマクロで、日付と店名ごとの集計、店名か品名に基づく勘定科目の自動割当て、会計ソフトに取り込める形式への変換はある程度自動でできるとは思いますが、業務に使えるでしょうか?もう少し考えようと思います。
※OCRの段階で合計額の金額は把握しているようなので、ここだけ抽出できるような機能があればいいんですけどねえ・・・。