私の事務所では弥生会計をメインの会計ソフトとして使っているので、会計王やPCA会計といった弥生会計以外の会計ソフトを使っている顧問先の場合、基本その会計データは事務所で弥生会計に取り込んで管理するようにしています。
取り込む際には開業以来「会計コンバータ2」というソフトにお世話になっていたのですが、昨年の消費税率UPの時にソフトをアップデートしようとしたところ、なぜか失敗ばかり。
何でかなと販売元の会社をググってみると、昨年夏に清算結了しているとの情報が・・・。うーん、こんなことってあるんですよね・・・。
仕方ないので、エクセルで会計王の仕訳日記帳を、弥生会計にインポート可能な仕訳データに変換できるソフトを作ってみました。
変換する際にちょっと面倒なのが、消費税の課税区分データの持ち方が二つのソフトで違うこと。
会計王は
課税区分コード:21
課税区分名称:課売仕入
税処理コード:3
税処理名称:税込
税率:10%
といった感じで、税区分や、税抜・税込、税率、簡易課税の事業区分をそれぞれ別データで持っているのですが、
弥生会計は
課対仕入込10%
といった感じでこれらの情報を一つで持っているので、これをうまく変換するのがちょっとコツが要りますよね。
5%のころは税率の情報はなく、「課税売上」とか「課対仕入」のみだったからもっとシンプルだったのに。
でもエクセルのいいところは、こういった自分が欲しいなというニッチなソフトを、気軽に自前で作ることができることですよね。
次はPCA会計版にチャレンジしてみたいと思います。
→このエクセルファイルは、こちらのホームページからダウンロードできます