最近宗教法人の会計のお手伝いをさせていただいているのですが、宗教法人の会計といえば、当然収支会計。
専用のソフトは使わず普段の帳簿は弥生会計で作成していただいていたのですが、企業会計向けの弥生会計では、収支会計の決算書である「収支計算書」、「正味財産増減計算書」、「貸借対照表」などは作成できません。
なので決算時に弥生会計の試算表のデータを、エクセルの決算書フォームに転記する方法でがんばっていたのですが、会計ソフトの元データの変更がある度にエクセルの決算書の数字をちまちまと手修正していくのが嫌になったので、会計ソフトからエクスポートしたデータを貼り付けるだけで、決算書の数字が変更されるエクセルシートを作ってみました。
会計ソフトの試算表データを貼り付けると(弥生会計の場合は「残高試算表(月次・期間)」と「補助残高一覧表(月次・期間)」の数字を、ボタン一つで取り込めます)、
宗教法人向けの収支計算書と
フロー式の正味財産増減計算書と
貸借対照表を作成するようになっています。
※このエクセルファイルは、こちらのページからダウンロードできます。
手間を省くコツは、やっぱり正味財産増減計算書をフロー式にすることと、資金の範囲に流動資産・負債の多くを含めることでしょうかねえ。
収支計算書と正味財産増減計算書の経常収支と経常損益がほぼ同額であれば、試算表の残高から拾えない固定資産・負債の増減額などを数件、追加で収支計算書に手入力すれば完成するので、このあたりが収支会計の決算書をかんたんに作るコツなのかなあ。
収支会計の経験があまりなく、ノウハウも持っていないのですが、専用ソフトのようなコストをかけない方法で、もっと楽に決算書を作る方法はあるのかしら・・・。
✳︎2歳半になった娘に、プラレールとトミカが両方遊べるセットを購入。
自分が遊んだ頃とレールは変わらないけど、踏切とかは隔世の感がありますね。