私が2009年に書いた本、
CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告
- 作者:小林敬幸
- 出版社/メーカー:あさ出版
- 発売日: 2009/10/16
- メディア:単行本(ソフトカバー)
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ご購入いただいたみなさま、本当にありがとうございましたm(_ _)m。
個人事業者の帳簿の付け方のマニュアル本で、できるだけ簡単に帳簿を付ける方法を自分の経験を基にまとめたものですが、現在でも個人事業者の他法人のお客様についても、この本を自計化のテキストにしています。
この本ともう一冊の本を書いてから、もう8年・・・。次の本は書いていないのですが、機会があれば書きたいなと思うのは、小さな法人向けの月次決算のやり方や、月次決算の集大成としての決算書・法人税申告書の作り方のマニュアル本です。
私の事務所のお客様は、年一回の決算だけというのが少なく、ほとんどの方が月次か隔月次で帳簿のチェックをさせていただいているのですが、こうしていると期中での業績や納税見込みが把握できることはもちろん、決算の手間も非常に楽なのですよね。
月次では以下のように、B/Sの残高を押さえたうえで、P/Lの内容を確認し、税込経理の場合は消費税も見込み計上しているのですが、
これぐらいをやっておくと決算での処理は
・帳端の確認
・在庫の洗替えと、貸倒引当金の計上
・法人税の確定計上
という感じで、月次決算のおまけ程度の手間で終わってしまいます。
期中で補助科目別の残高を確認できていれば、勘定科目内訳書は会計ソフトからのデータ取込みで一瞬で終わってしまうし、消費税の計算も期中でチェックしていた課税区分を再チェックするだけで、こちらもあっという間に終わってしまう感じです。
こういった月次決算のやり方とメリット、月次決算の延長で本決算と確定申告書を作成することがどれだけ楽かを、うまくまとめて形にしてみたいなと思うのですが、思うだけで増えてきた本業の方に手を取られて、そう思うだけで終わってしまっています(^^;。
やりたいと思いながらなかなか実行できなくなってきたのは、歳をとってきたのかなあ…。