先日弥生会計で自計化しているお客様にお会いした際、「最近は現金出納帳の入力は、弥生会計じゃなくって、このアプリを使っているんですよ」と、以下のスマホアプリを教えていただくことがありました。
普段PCを使った事務処理ばかりしていますし、フリック入力ができないおっさんなので(^^;、「スマホで入力なんて効率悪いに決まってるじゃん・・・」なんて内心思いながら入力する様子を見ていたのですが、帳簿入力に特化しているとおっさんでも片手の親指一本で楽々と入力できて、「あら、すごい!」と自分の認識を改めることに。
アプリを紹介した動画でも、実際かなりの速度で入力できる様子が映っています。
白色申告・青色申告の帳簿付けアプリ Taxnoteの基本操作
また 入力した出納帳は、弥生会計やMFクラウド、freeeで取り込める仕訳日記帳形式で出力できるので、日々の入力はこのアプリ上で記録して貯めておき、月一などのタイミングで会計ソフトに取り込むことができるようになっています。
弥生会計に直接入力する場合、PCのある場所でPCを立ち上げて・・・弥生会計を起動して・・・現金出納帳を開いて・・・という儀式が必要ですが、スマホならアプリも一瞬で起動できるので、ちょっとした隙間時間や買い物をしてレシートをもらったその手で入力することも可能になりますよね。
ちなみにそのお客様は、
- 現金出納帳は日々このスマホアプリで入力して、月一で弥生に取り込み可能なCSVファイルに変換
- 預金出納帳とクレジットカードは月一で取引データをダウンロードして、私の作ったエクセルの弥生会計出納帳への変換シートで、CSVファイルに変換
- その後帳簿入力のためだけに、Windowsのパソコンを立ち上げてこれらのCSVファイルを弥生会計に取り込み
という感じで、どちらかというと弥生会計を入力ではなく集計のためにうまく活用している印象です。
会計事務所の仕事をしていると「まず会計ソフトありき」みたいな思考になってしまいますが、それに囚われないようにしていきたいですね。
※手元にはiphoneアプリの開発環境はあるのですが、3年ほど前に開発環境を揃えただけで、結局手つかずに・・・。
Swift・・・やってみたいと思いながら、仕事でこんなアプリがあればいいなというようなことがないと、最初の一歩がなかなか踏み出せないですね(^^;。
出納帳アプリは完成形のイメージもつきやすいですし、四十の手習いでチャレンジしてみようかな。