私の事務所のホームページで公開しているエクセルシート「資金繰り表作成シート」。弥生会計の仕訳日記帳から月次の資金繰り表を、補助科目別とか摘要別で自動作成するエクセルのシートですが、この度こちらのエクセルシートに掲示板でご意見をいただきました。ありがとうございますm(_ _)m。
初めまして。私は会社の経理担当で、毎月月次決算表を提出するのですが、社長から、資金繰り表と損益表が一緒になったものを欲しいと要望があり、エクセルで自分なりに作った表を使っています。
手順としては弥生会計で入力した後、残高試算試算表をエクセルに書き出しをして、自分で作成した表に数字をコピペしていくという作業で表を作成しています。
ですがこの作業、実に面倒で、月次決算が終わった後に、領収書がぽろぽろと出てきた場合や、科目を変更した場合修正を行わねばならず、弥生のデータを取り込んで自動で表を作成してくれるものはないかと探していた時に、こちらのページにたどり着きました。
弥生のデータをインポートして資金繰り表作成シートを実際に使い、なんて画期的なんだ!!ととても感動しました。というのも社長から補助科目別の支出も分かると良いと言われていたため、資金繰り表も補助科目別で一覧表に自動作成されていたため、まさにぴったり!と思ったのですが、よくよく見てみると、消耗品費などをクレジットで払った場合(未払金勘定で仕訳)、その数字が諸経費支出には反映されていないことに気づきました。そっか、これはあくまで資金繰り表なんだ。。。と。
大変恐縮&押しつけがましいお願いですが、資金繰り表と損益表が一体となった、さらに補助科目別にもなったような、自動作成表があったらぜひ有料で購入したいです。
こんな機能があればというご意見は、自分で気づかない視点をいただけて嬉しいものです。
というわけで、補助科目別や摘要別の月次損益計算書自体は資金繰り表より簡単にできるので、とりあえず簡単な形でこの2つを自動作成する機能をつけてみました。
★補助科目別月次損益計算書
弥生会計のサンプルデータは、P/Lはほとんど補助科目がなくて、面白くないですね。
★摘要別月次損益計算書
私の事務所では、貸借対照表は基本月次で残高を合わせていくためにもマメに補助科目を取る一方、損益計算書は基本的にお客さん任せで、私自身はほとんど補助科目を使う習慣がないのですが、そんな場合でも得意先別やもう少し細かい区分別に集計したい場合もあります。
摘要別に集計できれば、例えば水道光熱費を「電気・ガス・水道」ごとに集計して月次推移を見たいななんて思った時に、補助科目を取らなくても意外とそのまま使えそうな気がしますね。
まあ摘要を入力する際に、摘要辞書を使うとかカードや通帳のデータをそのまま取り込むとか、ブレがないようにしていく方がきれいに集計されるような気がしますが。
研修会のご案内☆彡
7月13日に私の所属する近畿税理士会芦屋支部で、経営シミュレーションの研修を行うことになりました。
ゲーム形式で、企業会計の流れを楽しく学ぶことができるようになっているとのことで、初めて体験する私も楽しみな研修です。
初めての方にも経理の素人でも、社長がどうやって給与を払い、借入金を返済し、税金を払うという苦労が実感できるということで、研修で得た知識を自分の仕事に活かせればなあと思います。
★この研修は、近畿税理士会の会員であれば誰でも参加可能です(認定研修時間は5時間です)
参加していただける方は、ぜひ下記のチラシをダウンロードの上、メールかFAXでお申し込みください。
→チラシのダウンロードはこちらから