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Channel: 夢見る税理士の独立開業繁盛記
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給与・賞与 ・年末調整自動計算シートのH29年版を作成しました

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私の事務所のホームページで公開しているエクセルシート「給与・賞与・年末調整自動計算シート」ですが、そろそろ作っておかないと駄目かなと平成29年以降版を作成しました。
f:id:kobarin:20161102184210j:plain


変更点としては、下記の通り縮減してきた給与所得控除への対応になります。
f:id:kobarin:20161102184700j:plain
来年からは給与所得控除は年間1,000万円で頭打ちになり、上限も220万円になるのですよね。
月ベースだと、大体86万円程度の給与で頭打ちになってきます。
f:id:kobarin:20161102184237j:plain

給与所得控除の縮減はここでいったん終了になりますので、このエクセルファイルの修正もしばらくしなくて良くなるのですが、この給与所得控除の見直しはこれ以上行われないのでしょうか?
給与所得控除の性質は「給与所得者の概算経費」、「他の所得と比べて捕捉率がほぼ100%なので、そのための負担調整」などと言われますが、負担調整部分はともかく概算経費としては大多数のサラリーマンの必要経費と比べて間違いなく多額なので、個人的には1,000万円以下のレベルでも縮減していくべきなんじゃないかなあと思うのですけどね。
一律に控除する金額を減らして、その分扶養控除などの個々の事情に応じた人的控除を増やした方が、実情に応じた細やかな税負担にできるのじゃないのかなあ・・・、なんて考えてしまいます(^^;。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です


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