先週のブログで書いた「不動産所得用法人成りシミュレーションシート」。HPにアップロードしてから、いくつかご意見をいただきました。ありがとうございますm(_ _)m。
まずは毎度おなじみのミスについて。
今回は共有の場合でもシミュレーションできるようにしていたのですが、持分の入力チェックの計算式にミスがあったので、修正しました。
かんたんな計算式だからといって、チェックを怠ってはダメですね・・・。
ミスの他、いただいた改善要望としては・・・。
所得税の計算を平成27年以降の7段階にしてほしいとのご要望をいただいたので、修正しました。
所得四千万円以上になるケースがあるってことですよね。
あとは他の所得のうち2か所給与については、給与の額を入れるだけで自動計算するようにしてほしいという点を修正しました。
他にもいただいたご要望に、単年度の所得税・法人税のシミュレーションに加えて、相続税のシミュレーションもできるようにして欲しいというものもありましたが、その機能はまだ追加できていません(^^;。
確かに法人に不動産を所有させるメリットには、単年度の税金を抑えることの他、家賃を法人にプールして被相続人の相続財産増加を防止するという点もあるので、10年後、20年後には相続税的にもこれぐらい差が出てくるというシミュレーションができたら便利なのかもしれませんが・・・。
考え方としては、下記の単年度シミュレーションのうち、「法人設立後の税前利益−法人の税金+減価償却費」相当額が、本来被相続人の財産となるべきだったものが法人に移るので、「(法人設立後の税前利益−法人の税金+減価償却費)×相続までの年数」の式で計算した金額相当額、相続財産が減少するということになるのでしょうね。
「来年の事を言えば鬼が笑う」・・・。相続がいつになるかは神のみぞ知ることですし、相続税ってどこまでシミュレーションすべきなのでしょうね(^^;。