前回の「証憑スキャナ保存&自動仕訳作成アプリ」の続き・・・。
今回は弥生会計にインポートできる仕訳データを出力できるようにしてみました。
証憑画像などを自動でデータ化して、日付など仕訳に変換する部分をフィルタで絞り込んだ状態で「弥生会計仕訳出力」ボタンを押すと、
こんな感じで、弥生会計にインポートできるCSV形式の仕訳データが出力されます。
税率が混在している場合は振替伝票にしたり、「課対仕入込軽減8%適格」とか「課対仕入込10%区分80%」とか発狂したくなるような課税区分も一応インボイスの有無で分けるようになっています。
これを弥生会計に取り込むと、こんな感じです。
よく見ると10,000円未満でインボイスがない場合も、区分記載80%控除になっていますが、小さな会社の場合少額特例も考慮しないとダメですね・・・。
もうちょっと考えて、お客様にScanSnapだけ導入してもらえれば、証憑保存と自動仕訳作成に使ってもらえるようにできればいいのですが。
自動仕訳作成といえば、ある税理士さんがTwitterで某ベンダーさんのAI-OCRシステムを紹介されていたのですが、
時代は変わりました。
— 税理士・行政書士・防災士 塩谷真人 (@shiotax8) 2025年1月10日
現金払いの領収書は決してスクラップブックなどにペタペタ貼らないでください。
今はAI-OCRを使えば高速スキャナーで読み取るだけでサクサク仕訳が出来ます。
インボイス番号から相手先を瞬時に読み取り照会し仕訳の適用欄に法人名も記載されます。… pic.twitter.com/UweIRDZfCo
昨年の近畿税理士会の業務デジタル化セミナーでも出展いただいていて、証憑がシャッシャッとデータ化されていくのを見ながら、一緒にいた情報システム部員の税理士さんと「すごいですね~」とか「でもきっとお高いんでしょうねえ・・・」とか、話を聞きに行く勇気もなくため息をついていたことがありました。
お値段も書いてくださっているのですが、
AI搭載サーバー、税務会計ソフト、スキャナーのセットで5年毎に1,000万位なイメージです。
— 税理士・行政書士・防災士 塩谷真人 (@shiotax8) 2025年1月10日
さすがに四桁万円だと、うちのような零細事務所では高嶺の花過ぎますね(^^;。
GASもChatGPTも無料で使えますし、なんとか費用を抑えて同じようなサービスを提供できるようになりたいものです。