私の事務所のホームページで公開している「預金通帳明細→弥生会計仕訳日記帳変換シート」。
銀行の入出金データなどを弥生会計に取り込める形式に自動変換するエクセルシートなのですが、この度このファイルを自社用にカスタマイズしてほしいとのご依頼をいただきました。ありがとうございますm(_ _)m。
ご要望の一つに、取り込める銀行口座(補助科目)を現行の5個よりもっと増やして欲しいというものがあったので、30個まで増やしてみたのですが、そうするとドロップダウンリストがびろーんと間延びした感じに・・・。
入力規則で右のF列を参照しているのですが、エクセルの入力規則で参照先を固定セルにしてしまうと、件数が多い場合はちょっと使いづらくなってしまうんですよね。
こういった場合には、入力規則の参照先にOFFSET関数を使うと、値が入力されているセルだけを参照してドロップダウンリストにすることができます。
以下のように、OFFSET関数で先頭行から、値が入力されたセルの数だけ参照範囲として行数を下に伸ばすというようにしておくと
こんな感じで、セルに4件入力があると、リストも4件だけを参照範囲にすることができるのですよね。
入力件数が10件になれば、リストも10件。3件に減らせば、リストも3件と、自動でリストの範囲が変わって行くことになります。
OFFSET関数はINDIRECT関数と並んでなかなか直感的に分かりにくい関数ですが、入力規則を使う場合この二つの関数が使えると、使い勝手がぐんと拡がります。
※私の所属する税理士さんの団体で、10月に不動産の評価に絡む研修が二連続で開催されることになりました。
この数か月不動産周りの法律などの勉強をしているので、都市計画法や建築基準法の知識やそれを実務で具体的にどう活用していくのかの研修は、バタバタしている中でもやっぱり出席したくなる誘惑に駆られてしまいます。
勉強することは昔から好きでしたが、不惑の年を二年ほど過ぎた今でも、未だに何か新しいことにチャレンジしたり、新しい知識を学ぶことはワクワクしてしまうのですよね(^^;。