私の事務所のホームページで公開しているエクセルの「所得拡大促進税制計算シート」ですが、29年4月以降開始事業年度から計算方法がかなり変わるので、改良版を作ろうと検討中。
とりあえず新しく公開された別表(別表六(二十三))をエクセルで作ってみました。
上半分の記載欄は22個。以前のものは13個だったので、だいぶん計算欄や判定欄が増えてしまってますよねえ。
特に右側の判定がかなりややこしくなった感じです。
4月以降開始事業年度とそれより前の事業年度も同じ別表で計算できるようにしているのが、ちょっと無理しているというか・・・。
29年4月以降、特に中小企業は、
「雇用者給与等支給額の基準年度(24年)の雇用者給与等支給額からの増加額の10%」+「雇用者給与等支給額の前年度の雇用者給与等支給額からの増加額の12%」
と制度がぐんと拡充されて良くなっているのですけど、その分計算が煩雑になってしまうのは致し方ないのでしょうかねえ。
エクセルファイルも、がんばって仕上げてみたいと思います。
6月より所属する支部の調査研究委員長になってしまったので、出来上がったら新しい所得拡大促進税制、勉強会のテーマに自薦してみようかな(^^;。
※とりあえず適当な数字を入れて動作テストをしてみましたが、前年の数字などにももちろんよりますが、上乗せ分の12%は結構インパクトある感じです。
今までの倍ぐらいの控除額になるケースも、結構出てくるのかもしれませんね。